医療機関が作成したレセプトを実際に 審査・支払い機関 に送付して、医療費の請求をすることを「レセプト請求」と言います。
このレセプト請求は、毎月一回、日本全国の医療機関が行なっています。
その提出期限もだいたい毎月10日前後に統一されていて、この期限はしっかり守らなければいけません。
そのため月末から月の始めは、どこの医療機関でもレセプトをまとめるために忙しいところがほとんどです。
医療機関から審査・支払い機関へ届けらたレセプトは、まず入念な審査を受けることになります。
ここでその内容に問題がないと認められれば、そのレセプトはそこから更に「保険者」の機関へ送られることになります。
保険者の側でも改めてレセプトの内容にOKが出ることで、やっとそのレセプトの請求が通るのです。
このようにしていくつものチェックを通過したレセプト分の医療費は、約3ヶ月後、審査・支払い機関から受理出来ることになります。
現在の医療機関がこのレセプト請求を実際に行なう時には、2パターンある方法でレセプトを審査・支払い機関に送付しています。
まず一つ目は「紙レセプト」を使用する方法。
この方法は、紙製のレセプト用紙に手書き、またはコンピュータで必要事項を記入した後プリントアウトして、それを郵送するというものです。
この方法は長年行なわれているもので、とてもオーソドックスな方法と言えます。
もう一つは、現在のレセプト請求の方法として主流になっている、コンピュータを使った「オンライン」での送付方法です。
この方法には、紙レセプトよりも有利な点がいろいろと存在しています。
そのため今では、ほとんどの医療機関がこちらの送付方法を使っているようです。
例えば、郵送事故や送付にかかる時間の短縮、また手書きのものよりも記入ミスや管理の際のトラブルが起きにくいことなどが、そのメリットと言えるでしょう。
その他にもレセプト請求の過程では、より正確で安全な作業のため、さまざまな工夫や新しい技術が取り入れられています。